あなたを愛せていた?

わからない。
私の心に響くのはCoccoの歌声ばかり。
だって何も信じられない。自分すら。自分こそが。誰よりも。
疲れた。休みたい。でも休めない。
バイトが休みでも大学の課題がまだある。
家事だってしなきゃ。食事を作って。掃除して。洗濯をして干して畳んで。
あたし以外やらないから。あたしが犠牲になって済むなら。
そこまでして頑張って何が得られるんだろうか。
感謝の言葉でも欲しいんだろうか。
家族の絆なんてもんを信じているのか。
とっくに壊れているだろうこの家庭に。何を期待してるんだ私は。
もうやめろよ。
馬鹿みたい。いや、みたいじゃなくて馬鹿なのか。


そうしてまたこっこの歌を聞く。
癒すような。壊すような。
歌を。聞いて。
それから。
薬を。飲んで。
もう眠ろう。
少しだけ、現実から逃げれるから。