語ろうか。

私は嘘をつきます。
平気で嘘をつきます。
頭を切り替える事が、うまくできません。
人の空気を察する事ができません。
誰かを救う事ができません。
大事なものだったとしても。平気で見放せてしまう。
そして気付く。
あたしにはなにもないんだ。
良い事、零。
悪い事、零。
幸福、零。
不幸、零。
結局どうあがこうが私が私だという事実は覆せず、憧れるものからは遠く遠い。
だからあたしは死を望む。
次の人生こそは良い事がありますように。
悪いこともいい、幸福も不幸もいただけるような。
そんな人生をあたしは次の人生に望みます。